
■小説「開闢の物語」 完売御礼
平成26年(2014年)11月2日 第四回「科学世紀のカフェテラス」初回頒布
※「東方Project」「秘封倶楽部」、二次創作作品
文庫判268ページ
著者:慧
イラスト:gear(春日野トバリ)
印刷:文伸印刷コミックモール様
~あらすじ~
春の京都。宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーン(愛称メリー)。博麗神社で結界暴きを試みる秘封倶楽部の二人は一冊の古書物を手に入れる。大学の先輩である稗田阿久の助力を得て、書物の解読に挑む中、その内容を題材とした演劇が上演されることになるのだが……
告知記事と試読版
http://blog.livedoor.jp/retrospectivekyoto/archives/14701646.html

■小説「黎明の物語」 完売御礼
平成27年(2015年)10月12日 第五回「科学世紀のカフェテラス」初回頒布
※「東方Project」「秘封倶楽部」、二次創作作品
文庫判276ページ
著者:慧
イラスト:春日野トバリ(サークル「春日野企画」)
印刷:文伸印刷コミックモール様
~あらすじ~
彼岸の京都。秘封倶楽部の二人は夏休みを利用して、東京にある蓮子の実家へと帰省することにした。首都・京都と旧都・東京を53分で繋ぐ卯酉新幹線ヒロシゲに乗車する二人だったが、突如出現した結界に飲み込まれ、平成の東京へとタイムスリップしてしまう。そして過去に飛ばされ途方に暮れる二人の目の前に現れたのは、蓮子の祖母にあたる宇佐見菫子だった。
告知記事と試読版
http://blog.livedoor.jp/retrospectivekyoto/archives/42207615.html

■小説「追放の物語」 完売御礼
平成28年(2016年)10月30日 第六回「科学世紀のカフェテラス」初回頒布
※「東方Project」「秘封倶楽部」、二次創作作品
文庫判278ページ
著者:慧
イラスト:春日野トバリ(サークル「春日野企画」)
印刷:文伸印刷コミックモール様
~あらすじ~
文月の候。大学の前期試験を終えた蓮子とマエリベリー・ハーン(愛称メリー)。暇を持て余した二人は、大学近隣で行われるという同人誌即売会なるものに参加することにした。そこで出会った同人作家の稗田阿久と本居子鈴、二人の影響を受けて蓮子とメリーも同人誌執筆に挑戦することになる。
告知記事と試読版
http://blog.livedoor.jp/retrospectivekyoto/archives/66004767.html

■小説「蓬莱の物語」 完売御礼
平成29年(2017年)9月18日 第七回「科学世紀のカフェテラス」初回頒布
※「東方Project」「秘封倶楽部」「蓬莱人形」、二次創作作品
文庫判312ページ
著者:慧
表紙写真:フリー素材サイト「ぱくたそ」より、カズキヒロ様撮影
印刷:文伸印刷コミックモール様
~あらすじ~
晩秋の京都。学園祭に賑わう酉京都大学。そこで蓮子とメリーは不思議なアンティークドールを手に入れた。ドールを溺愛するメリー。しかしそれと同時に、様々な猟奇・怪奇事件が起こるようになり、心身を病んだメリーはついに首吊り自殺を図る。意識不明の重態となったメリーを救う為、宇佐見蓮子の戦いが始まった。
告知記事と試読版
http://blog.livedoor.jp/retrospectivekyoto/archives/72009850.html

■小説「邂逅の物語」 完売御礼
平成30年(2018年)11月11日 第八回「科学世紀のカフェテラス」初回頒布
※「東方Project」「秘封倶楽部」、二次創作作品
文庫判282ページ
著者:慧
表紙写真:フリー素材サイト「ぱくたそ」より、すしぱく様撮影
印刷:文伸印刷コミックモール様
~あらすじ~
桜咲く春の京都。最高学府たる酉京都大学への入学を果たした宇佐見蓮子。これから始まるバラ色のキャンパスライフに胸踊らせる蓮子だったが、堕落した大学の現実を前にして、すっかり意欲を失ってしまう。失意と落胆の日々を過ごす蓮子。そんな彼女の目の前に一人の少女が現れる。その名はハーン。マエリベリー・ハーン。そう、それは秘封倶楽部、はじまりの物語――
告知記事と試読版
http://blog.livedoor.jp/retrospectivekyoto/archives/77216645.html

■レポート「月と星から考察する秘封倶楽部の年代」完売御礼
平成28年(2016年)8月13日 「コミックマーケット90 2日目」初回頒布
A4判10ページ
著者:慧
印刷:キンコーズ河原町三条店/四条烏丸店
~概要~
以前より議論されてきた「秘封倶楽部はいつの時代であるか」というテーマについて、原作のジャケットやブックレットに描かれた月と星の様子をヒントとして、秘封倶楽部の年代を割り出そうとした考察レポートです。
告知記事と試読版
http://blog.livedoor.jp/retrospectivekyoto/archives/63314610.htm
ダウンロードページ

■発表「月と星から考察する秘封倶楽部の年代」
平成26年(2017年)4月2日 「幻想郷フォーラム2017」オーラルの部にて発表
発表者:慧
~幻想郷フォーラム2017オーラル、発表要旨より~
2003年より始まった秘封倶楽部シリーズ。その舞台は現代よりも科学の発展した未来であるという。その時代が一体いつ頃であるのかという疑問については、長らく愛好家たちの間で議論と討論とがなされ続けてきたが。今なお、その解は得られてはいない。
秘封倶楽部の時代考察には様々なアプローチが存在する。その中でもこの発表は、秘封倶楽部の原作CDにおける月と星の描写を考察することによって、秘封倶楽部の年代を導出しようとする試みである。
月と星は嘘をつかない。月と星の運行を観測し、計算を行えば。人々は数千年、数万年も未来の星々の姿でさえをも知ることが出来るのである。ならば我々も月と星を観ることによって、秘封倶楽部の根源と本質とを解き明かしてみようではないか。そう、あの宇佐見蓮子のように――
当日の様子
http://blog.livedoor.jp/retrospectivekyoto/archives/72593528.html

■小説「萌とはじめてのカメラ」 完売御礼
令和3年(2021年)10月16日よりBOOTHにて通販開始。10月27日完売。
※「地下鉄に乗るっ」「京・ガールズデイズ」、二次創作作品
文庫判332ページ
著者:慧
印刷:文伸印刷コミックモール様
~あらすじ~
桜咲く春の京都。高校へと入学した少女、太秦萌(うずまさ もえ)。新しく始まった高校生活。だが、萌の表情にはどこか陰りがあった。別の高校へと進学して離れ離れとなってしまった親友・咲とミサ。二人がそれぞれの新たな道を見つけて羽ばたいてゆく中、萌だけは、萌だけがいまだ自らが熱中できることを、やりたいことを見つけられずにいたのだ。
不安と焦燥。自分だけが取り残されたような感覚に苛まれる萌。そんな中、萌はひとつのカメラと出逢った。
その名はQ。ペンタックスQ――。少女の小さな手のひらよりも、もっと小さなそのカメラ。Qを通じて、萌は京の横顔を垣間見る。そう、きょうを生きる多くの人々と、きょうを彩る四季の折々を。忘れ去られた古き都の物語を――
告知記事と試読版
https://rspkyoto.wixsite.com/kay01/post/【新刊告知】小説「萌とはじめてのカメラ」
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■小説「京都秘封喫茶探訪」 完売御礼
令和4年(2022年)8月31日18時よりBOOTHにて通販開始。9月3日完売。
令和4年(2022年)9月11日 第十一回「科学世紀のカフェテラス」初回頒布
令和4年(2022年)9月30日18時よりBOOTHにて再販開始。9月30日完売。
令和5年(2023年)1月31日19時よりBOOTHにて再々販開始。2月5日完売。
※「東方Project」「秘封倶楽部」、二次創作作品
文庫判296ページ + 付録冊子22ページ
著者:慧
表紙:マイナス(サークル「まいとびみんと」)
印刷:文伸印刷コミックモール様
~あらすじ~
京都、それは街そのものが一つの喫茶店とまで謳われる喫茶都市である――
京都の大学に通う少女、宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーン。霊能とオカルトを探求する不良サークル、それこそが二人の「秘封倶楽部」……であったはずなのだが、最近はめぼしい活動成果もなく、今や秘封倶楽部はすっかりお茶飲みサークルと化してしまっていた。
今日も今日とてカフェ巡り。お茶とスィーツにうつつを抜かす秘封倶楽部。京都の街に星の数ほど散らばるのが、個性豊かなカフェとユニーク溢れる喫茶店。だが、そこは千年の歴史を持つ京都、どれも一筋縄ではいかせてくれることはない。
至高の一杯、極上の甘味を求めて京都の街を東奔西走、南船北馬。時に山に登り、時に川を渡り、秘密の暗号を手に入れ、そして結界を暴く。
蓮子とメリー、ふたりは忘れ去られた夢を見る。そう、きょうを生きる多くの人々と、きょうで織り成される人々の営みを。秘められ封ぜられた喫茶の街の物語を――
京都秘封喫茶探訪を――
告知記事と試読版
https://rspkyoto.wixsite.com/kay01/post/【新刊告知】小説「京都秘封喫茶探訪」
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■寄稿小説「萌とはじまりの場所」
「地下鉄に乗るっ」10周年記念合同誌 寄稿作品
令和4年(2023年)6月4日 公開
※「地下鉄に乗るっ」「京・ガールズデイズ」ほか、二次創作作品
B5判3段組16ページ(合同誌掲載版)
文庫判 60ページ(完全版)
著者:慧
~あらすじ~
京都の高校に通う少女、太秦萌。
高校生となった萌は、写真という趣味に出会い、充実した楽しい日々を送っていた。しかし、京都の街を撮り続ける内に、萌は自分の写真に物足りなさを感じるようになっていた。
「萌、あんたは自分の写真にどんな想いを込めるんや?」
自分の写真には何が足りないのか。自分の原点とは何であるのか。自分の求めるものは何であるのか。自分が写真に込める想いとは何であるのか……
萌は答えを求めて、その地を訪れる。そう、京都のはじまりの場所へと――
「地下鉄に乗るっ」10周年記念合同誌 無償公開ページ
https://chikanoru10thantho.wixsite.com/my-site
告知記事と小説ダウンロードページ
https://rspkyoto.wixsite.com/kay01/post/【新作公開】小説「萌とはじまりの場所」

■小説「はじめまして京都市電」 完売御礼
令和5年(2023年)9月30日19時よりBOOTHにて通販開始。10月1日完売。
※「地下鉄に乗るっ」、二次創作作品
文庫判458ページ
著者:慧
表紙:マイナス(サークル「まいとびみんと」)
印刷:文伸印刷コミックモール様
~あらすじ~
京都の高校に通う少女、太秦萌。
優しい家族、仲の良い姉たちに囲まれて育った萌は、まだまだ甘えたい盛りの十六歳。
おしょらいさんが帰って来る葉月の京都。お盆の祖父母のお墓参り。令和の夏の出来事は、萌の運命を大きく変えてゆく。
繰り返される多くの出逢(であ)いと多くの別離(わか)れ……。何度も何度も泣いて笑って、少女は少しずつ大人になってゆく。
太秦萌。そして少女は夢を見る。きょうを懸命に生きる人々の物語を。かつて京都を走った小さな小さな電車たちの物語を――
京都市電の物語を――
告知記事と試読版
https://rspkyoto.wixsite.com/kay01/post/【新刊告知】小説「はじめまして京都市電」
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■小説「とあるサナトリウム職員の追憶」
令和6年(2024年)6月1日 「夢の世紀 魅知の旅 再訪」初回頒布
※「東方Project」「秘封倶楽部」、二次創作作品
文庫判128ページ
著者:慧
表紙写真:フリー素材サイト「ぱくたそ」より、カズキヒロ様撮影
印刷:文伸印刷コミックモール様
~あらすじ~
信州東山公益サナトリウム。それは現代における科学的かつ合法的な姨捨山である。
長野県の山奥深くに佇むサナトリウムにて、病棟事務“クラーク”として働く神仔内梓沙(かみこうちあずさ)。
平坦で平凡。不平や不満はほとんどないが、少しばかり退屈で少しばかり物足りない日常を送る神仔内。そんな神仔内の担当病棟に、ひとりの少女が『保護』されてくる。
少女の名はマエリベリー・ハーン。京都の大学に通う少女であるという。
むせ返るような『老』と『死』と『廃』の空気に満ちた閉鎖病棟。そこに現れた可憐なる乙女は、まさに春の妖精の如きであった。
あなたはいったいなにものなのか。興味を抱いた神仔内はハーンのカルテのページを開く。
強制措置、社会的入院、睡眠時遊行、見当識障害。そして、身体拘束――
神仔内の日々が変わってゆく――
「まともな霊能活動なんてした事のない不良サークル……なんて思われてるけど。実はね――」
その微笑みは、天使の福音か。それとも――
告知記事
https://rspkyoto.wixsite.com/kay01/post/【新刊告知】小説「とあるサナトリウム職員の追憶」
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■小説「開闢の物語 Genesis of Phantasm」
令和6年(2024年)9月23日 第十三回「科学世紀のカフェテラス」初回頒布
※「東方Project」「秘封倶楽部」、二次創作作品
文庫判238ページ
著者:慧
印刷:文伸印刷コミックモール様
~あらすじ~
近未来の日本、年号が「神亀(じんぎ)」と呼ばれるようになった時代――
京都の大学に通う、宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーン(愛称:メリー)。霊能とオカルトを探求する不良サークル、それこそがふたりの「秘封倶楽部」である。
春の京都。博麗神社で結界暴きを試みる秘封倶楽部。その中で、ふたりは一冊の古書物を手に入れる。
大学の先輩・稗田阿久(ひえだ あきゅう)の助力を得て、書物の解読に挑む蓮子とメリー。そこに記されていたのは、激動の時代に翻弄される博麗神社と、それを取り巻く妖怪たちの物語であった。
稗田の提案によって、その物語を題材とした演劇の上演が決定し、秘封倶楽部のふたりもまた、その企画に参加してゆくことになる。
隠された歴史。紐解かれる謎。明かされる真実。啓かれる境界――
夢は現に、現は夢に。嘘は真に、真は嘘に。そして幻想は真実へと変わる。
蓮子とメリー。ふたりは忘れ去られた夢を見る。そう、異なる世界に生きる多くの妖怪たちと、少しの人間たちの営みを。秘められ封ぜられた幻想の光景を。
開闢の物語を――
※2014年作品「開闢の物語」に加筆修正を施したリファイン版となります。
告知記事と試読版
https://rspkyoto.wixsite.com/kay01/post/【新刊告知】小説「開闢の物語 Genesis of Phantasm」
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